元東証上場企業幹部 その後コンサルで独立 現在デリヘル新人社員になり下がった男!
今日もゆるくいくよーん💘
以前記載させていただいたコミュニケーションの問題を身近にした表現です。
日常にあり得るケースで話を進めます。
部下は現場の問題をよく知っています。
しかしそれを上司に報告するとは限りませんよね。
現場のスタッフは、どうしてお客様が来店されないのか、リピートしてくださらないのかを肌で感じているものです。
そのことを上司に報告すれば、すぐに対応されて、客数は増加へと向かうごとになります。
はずです・・・。
しかしご存知の通り、そうはなりません。
そうなるなら、業績の悪い店など存在しなくなるでしょう。
現実には、そんな理想的な出来事など起きません。
では、どこに真の問題があるのでしょうか?
『店長、お客様から到着時間を良く質問されます、どうしましょうか?』
『それね、簡単には人は集まらないから もうすぐ到着するであいまいにしといて』
どこにでもある日常的な風景です。
やがて部下も問題を認識しながら上司へ報告しなくなります。
上司も余計な出来事に煩わされることなく、仕事に集中できます。
部下も上司も、何も見なかった、聞かなかったことにしてしまうのです。
しかしお客様が着実に減って行くのは、いうまでもありません。
面談をすると、
『現場で気づいていることはありませんか?』
『それは色々あります』
『上には報告していますか?』
『しているものもありますが、しないものもあります』
これも普通のことだと思います。
しかし、こんな状況でお客様が増える理由がありません。
さて、この至って普通のことのどこに問題があるのでしょうか。
このケースに似た問題が解決できれば、お客様が増えそうな予感がしませんか?
ではどうしてこれらの問題を避けてしまうのでしょうか。
ある日、上司に報告に行きます。
上司は丁寧に取り合いませんでした。
その日を境に、部下は上司に報告しなくなりました。
社内の風通しが悪くなる原因です。
上司は、部下の報告を受けましたが、何を言っているのかよく分かりません。
そこで、もういいと報告を遮ってしまいました。
答えは簡単です。
部下の伝達能力が低いのです。
上司の傾聴能力が低いのです。
互いのコミュニケーション能力が低い場合、社内の風通しは悪くなり、互いに言っても無駄だと思うようになります。
部下の伝達能力が低くても、上司の傾聴能力が高ければ問題は回避されます。
上司の傾聴能力が低くても、部下の伝達能力が高ければ問題は回避されます。
つまり、どちらもコミュニケーション能力が低いために起きている問題だといえます。
しかし真の問題はそこではありません。
上司の傾聴能力や伝達能力が低いために、部下の傾聴能力や伝達能力が低くなっていることです。
なぜそのようなことが起きるのか?
上司は、自分の傾聴能力や伝達能力が低いという自覚がないからです。
誰も上司に、あなたの言っていることが分かりません、などと言わないからです。
だから能力の低い上司は、部下に何度同じことを言わせるんだと叱責します。
どうして言ったことができないんだと文句を言います。
そして使えない部下だとつぶやくのです。
どうしてそんなことが起きるのか、ここまで読んだ方はもうお分かりだと思います。
つまり、そういうことなのです。
コミュニケーションがとれない理由は基礎を分かっていないからということがほとんどです。
そして、その分かっていないことを自覚できていない人が多いのです。
自分が分かっていないことくらい分かりそうなものですが、それがそうでもありません。
なぜならそれは簡単な理由で、『自分には耳があって聞こえるし、口があって話せるから』です。
コミュニケーションは『習わなくてもできている』という誤解が致命傷になります。
人を動かせる人になりたいと思うのならば、それは才能でも努力でもなく、
気づきです。
これからの人生100年時代において、長期的に自分の市場価値を維持したいならば、このマネジメント能力は絶対条件だと私は
は捉えております。
高い専門性と同時に基礎となるマネジメント能力が無ければ、ハイパフォーマーだった「人」もやがてローパフォーマーとして収入を失って行くことになるでしょう。(これはエビデンスのあるお話です)
知識は使って成果を上げて意味があるモノですが、知識もない上役がいる場合それは人災です。
知識×経験=知恵です。
経験とはその業界で10年 20年いるだけでは「世間」では判断されません。
1,2か月マネジメントさせれば 会話を重ねれば「バレ」ます。
原理原則はどの業界でもフルに活用できますね💕
では お仲間募集です!