スタッフのイチカワです(`・ω・´)ゞ
昨日に続き、
私が副業アルバイトから店長になるまで【電話番編】です。
過去のシリーズは↓から
第一話【入店~ドライバー編】
2018年5月
「フロントやってみない?」という当時の店長の一言。
時給が上がるという理由につられて挑戦してみる事にしました。
正直、なめてました。
当時の店長は今でも尊敬している方なのですが、
ひとつひとつ、そして日々の業務に妥協が無い。
時にふざけたり和気あいあいとするのは良いけれど、
ダラダラとした空気感や仕事っぷりにはとても厳しい方でした。たぶん今も。
それでいて、
未経験で分からない事だらけの私に躊躇せず仕事をさせて下さいました。
デリヘルのフロント業務は大きく分けて2つ
①お客様からの電話を取りオーダーを承る電話係
②電話番が取ったオーダーを受けドライバーの配車やキャスト様へ伝達を行う係
管理システムの導入により②の業務が簡略化されている店舗さんもあると思いますが、
私が働き始めた当時、お店が忙しい時間帯は①②の係を分担して行っておりました。
私はサイトの更新と電話番からスタートしました。
サイト更新に関しては、ある程度パソコンに慣れていれば問題ない程度の作業。
お店のページを見ながら、実際に電話を取った際戸惑わないよう料金システムについて勉強します。
説明もほどほどに、
店長は私に遠慮なく電話を取らせて下さいました。
むしろ、まだ何も分かっていないのに電話を取らないと怒られました。笑
当時は風俗に行った事すらなかったので、
料金システムがイマイチ理解できず、電話を取りながらタジタジ。
指名料いくらだっけ?フリーって何だろう?交通費はいくら?みたいな。
分からない事だらけのまま、ノリで電話を取って何とか勢いでオーダーに繋げてました。
タジタジの電話対応でも、オーダーに繋がらなくても怒られませんでした。
その後に店長がお客様に電話をかけなおしてオーダーを取ってくれるケースもありました。
逆に、取りこぼすのを恐れて電話を取らない姿勢を見せると怒られました。
そうやって、
半強制的に私は電話対応から風俗というものを少しずつ学んでいきました。
緊張感があり、オーダーを取れた時の達成感もあり、オーダーを取れば褒めてもらえたので楽しかったです。
電話対応に慣れてくると、
電話を取りながら他のスタッフの状況が見えるようになってきました。
忙しい時はスタッフ数人が同時にオーダーを取るため、
他のスタッフとの連携が必要不可欠です。
それまで私は先輩スタッフに合わせてもらってばかりでしたが、
徐々に周りを見ながらオーダーを取る事が出来るようになってきました。
そしてある日、
「いっちー次は配車係やってみよう」
※いっちーは当時の呼び名です。
次回、第3話【配車係編】に続きます。